どんなお客さんに来てほしいですか?
集客支援をするとき、
クライアントへ必ず質問します。
誰にサービスを提供したいのか、
具体的にすればするほど
集客力がアップするからです。
お客さんありき。
間違いなく商売の鉄則です。
理想のお客さんを描くのも
よいことです。
コンサル・士業・フリーランスなど
サービスビジネスでは、
相性の良いお客さんとの出会いが
成功のカギになるからです。
ですが、ひとつだけ
忘れてはいけないことがあります。
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お客さんもあなたを選ぶ、
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ということ。
本当に当たり前すぎて
コッケイなのですが、
ありがちなのでご注意ください。
以前、私のクライアントさんから
集客の相談を受けていた時のことです。
「どんなお客さんに来てほしいですか? 」
ん~…あれだな。
素直で、細かいこと言わなくて、
ガタガタ言わずに買ってくれる人。
お客さんが殺到していて、
むしろ減らしたいくらいなら、
これでよいかもしれません。
ですが、集客に困っているなら、
自分都合で見てはいけません。
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自分勝手な理想を並べたって
誰も振り向いてくれないからです。
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恋愛や結婚と同じです。
あなたの周りにもいませんか?
理想が高すぎて空回りしている人。
美形で~優しくて~面白くて~、
何でもやってくれて、
頭がよくてお金もある人!
・・・なんて。
問題なのは理想が高いことではなく、
理想の高さが本人のレベルと
マッチしていないことです。
誰からも相手にされません。
花婿・花嫁募集の広告を出すとしたら、
相手に求める前に自分の魅力を
伝えないといけません。
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クライアント探しは「婚活」です。
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ビジネスに話を戻します。
理想のお客さんとは、
自分に都合のいいクライアント
のことではありません。
自分がサービスをすることで
最も大きな利益を得られそうな人。
これが理想のお客さんです。
お客さんありき。
お客さんの利益ありき。
なのですね。
それよりも何よりもまず最初に
自分の魅力を磨くことが必要です。
ビジネスでは、魅力=提供価値です。
どんなふうに、
お客さんの役に立てるか。
集客はここからはじめないと
いけませんね。
今日もはりきって行きましょう!
下居孝之